品質活動の目指す姿

品質活動

品質問題ゼロに向けた「二つの土台と三つの柱」

私たちは「お客様第一」「品質第一」をモットーに、品質問題ゼロに向けた「二つの土台と三つの柱」を掲げ、お客様目線で愚直に(基本に忠実に)、地道に(一歩一歩確実に)、徹底的に(組織で、みんなで)品質向上活動をつづけています。

二つの土台のうち底を支えるのは「人財育成」です。様々な教育をタイムリーに行い品質風土の醸成を図ります。そして、設備・治具保全/改善により品質の安定化を図っています。

品質の活動には、①設計品質の向上 ②製造品質の向上、そして③仕入先との一体活動があります。それぞれが、品質問題ゼロ活動を支える三本の柱となります。

一本目の柱 「図面DR(デザインレビュー)/工程のFMEA」

製品の図面出図の段階から製品の要求品質に対してデザインレビューを丁寧に進め、製造・検査の全体の工程設計、設備・治具設計をモレなく実施して、品質保証度の高いラインを構築していきます。

二本目の柱 「ルール遵守」

  • 標準作業を守る
  • 標準作業にこだわる。
    標準作業ができなくなった時、止める・呼ぶ・待つ。

  • 目で見る管理
  • 仕事の見える化。
    正常と異常が見える様にする。

  • 4Mの変化点管理
  • いつもと違う。

以上、自工程完結(品質は工程でつくり込む)を意識して、改善活動により職場力(現場力)を高めていきます。

三本目の柱 「仕入先との一体活動」

仕入先はパートナーという共同体意識を持ち、連携して品質・原価の造り込みを行う。
仲間として物事に取り組んでいくことは当社が目指す姿のひとつであります。

「攻めの品質」でお客様の要求に迅速対応

仕組改善による品質不具合未然防止活動です。
「いかに現場をコントロールするか」
「標準作業をいかに守らせるか」
「日常管理をどのように見える化するか」

これらの課題解決として当社の目指すところは、
「守られる標準作業になっているか」「困り事が吸い上げられて、キチンと指示が出ているか」「このような事が日常良く回っているか」持続可能な仕組改善に取り組んでいます。

たとえば、全社品質・情報連絡会を中心にして、PDCAを廻し、継続的改善を実施して品質風土の醸成と仕組みを構築していきます。会社トップの率先垂範と継続的活動です。
この品質・情報連絡会は、全社の全機能部署による仕入先を含めた一体活動です。
このPDCAプロセスを組織の縦・横で展開させて初めて「お客様第一」の要求に答えられるのです。
非常に変化が激しい時代であり、その変化に対応するにはスピードが欠かせません。
初動を早く、全機能で迅速な対応をすることにより、品質不具合の未然防止が図られ、お客様の信頼を得ることができます。
これらのことを当社では「攻めの品質」と言っています。